
おなかを空かせて食べるので、わりとなんでも美味しく食べられたんですが、日本人の口に合わないと思ったのは、エチオピアの「インジェラ」です。発酵させた生地をクレープ状に焼いた食べ物で、その見た目と酸味が強い味から「見た目は雑巾、味は☓☓」と揶揄されるほど。それでも食べているとやがて慣れてくるものですが、地方の食堂はこのインジェラしかなく、走行終わりに食堂に入って「インジェラしかない」と言われたときはさすがにヘコみました(苦笑)。
でも、エチオピアの飲み物は素晴らしかった。海外ではあまり飲めない生ビールがあって、しかもそれがキンキンに冷えていたり、コーヒーの発祥の地なので美味しいコーヒーも手軽に飲めました。物価も安くて、生ビール1杯約50円、コーヒー1杯25円ほど。たらふく飲んで食べても500円ほどで済みました。