よってマッサージも関節や腱の周囲よりも、メインで出力を生む筋群を中心とした施術となる傾向にあります。自転車選手特有のボリュームがあって柔らかい筋肉は深層へのアプローチも可能で、そういった深層の筋肉への刺激を好む選手が多いですね。
また注意する点ですが、前傾姿勢が自転車競技の基本姿勢なので、前の質問で答えたとおり、前傾姿勢がもたらす筋肉のストレスを取り除かなければいけません。股関節、脊柱起立筋など、脚の筋肉以外の部位の施術も非常に重要です。また、前傾姿勢を取りつつ前方視界を確保するので、肩首周囲の筋群のケアにも非常に多くの時間を費やします。
自転車選手のマッサージなので、脚が中心のマッサージと想像する方も多いかもしれませんが、実際は、体幹部や上半身の施術の割合もとても多いです。
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