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自転車のサイズの見方を教えてください 自転車・アイテム選び

 自転車のサイズの見方を教えてください。表記がマチマチで今ひとつよく分からないです。
 スポーツ用自転車にはひとつのモデルで複数のサイズが用意されていることがほとんどですが、そのサイズ表記はメーカーによってまちまちです。「430」や「510」といったような数字で表記していることもあれば、「S」や「M」などと表記されていることもありますし、両方が表記されているケースもあります。自転車のサイズは、SやMといった表記よりも、数字表記のほうを参考にしたほうがよいでしょう。また、あるメーカーで「430」や「S」といったサイズがぴったりだったからといって、他メーカーの自転車も同じサイズ表記で大丈夫かというと、そうではありません。

 自転車メーカーのカタログにはサイズ表が掲載されているので、まずはそれを見るのがいちばんです。数字で「430」といった場合、どこからどこまでが430mmなのかを、その表で確認できます。一般的には「シートチューブ」と呼ばれる部分のサイズを表しています。しかし、フレームの上辺にあたる「トップチューブ」が地面と水平な「ホリゾンタルフレーム」と、後ろ下がりの「スローピングフレーム」では、単純な比較はできません。また、フレームサイズはシートチューブだけではなく、ハンドルの遠さや高さなども重要です。

 結局のところ、サイズ表記を見るだけではなく、跨ってみないとぴったりなサイズを選ぶことはできません。ぜひ、お店で聞いていただきたいです。

回答者: 杉本郁夫(カメダサイクルセンター八丁畷店)

 川崎駅近くに2店舗を構えるカメダサイクルセンター。八丁畷駅至近の国道15号沿いにあり、スポーツサイクルの販売やショップチームの運営を行っているのが、「SBAA PLUS」認定者在籍店の八丁畷店。スポーツ用自転車の初心者でも安心なアフターフォローや丁寧な説明を心がけている。2008年にSBAA PLUS認定者となった店長の杉本郁夫さんは、若い頃に日本一周サイクリングをしたいがために当時勤めていた会社を退職。日本一周を果たした後に、たまたまスタッフを募集していたカメダサイクルセンターに入社したという、根っからの自転車好きだ。

カメダサイクルセンター