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左折レーンが複数ある道路の正しい直進方法は? 交通ルールとマナー

 複数の車線のある道路では、自転車を含む軽車両は一番左の車線を走行し、交差点手前の左車線が左折レーンであればそこを直進するのが正しい交通ルールですが、左折レーンが複数ある道路の正しい直進方法が分かりません。一番左の車線を直進すると、右車線から左折する自動車等とぶつかるだけではなく、信号待ち中に左折矢印信号が出たら逃げ場がありません。場所によっては歩道に退避し、横断歩道等を渡ることもできますが、かえって危険な場合もあります。このような場合、第二又は第三通行帯(つまり車道中央車線)へ入る事は認められているのでしょうか?(20代/男性)
 道路交通法上では、車道中央線寄りの通行帯へ入っていくことは認められていないようです。
 ここからは僕の私見です。前を走る車が左のウィンカーを出していても、その左脇をすり抜けていくライダーを見かけます。
 これは車にとってもライダーにとっても非常に危険。「車から自分が見えていないこともある」という心構えで自転車に乗ることが必要だと思います。

 練習をすべて練習場でやるというのもなかなか難しく、公道で練習しなければならないことも多々ありますので、僕も含めてライダーは「公道で練習させてもらっている」という意識でのることが大事だと思います。
 公道にはいろいろな人がいます。ルールを知らなくて逆走してしまっている人もいるでしょう。ミスなく完璧に乗れる人はいないので、インタビュー内でも行ったように“Share the Road(道を共有する)”気持ちを忘れずに乗りたいですよね。
 僕は練習前に、「優しく乗ろう」と心の中で言ってから乗るようにしています。