個別の道路の話ではなく、一般論から申し上げます。すでにインタビューでも申し上げましたが、件数場所等から、危険な場所としては、裏道の交差点(歩道がない道路の交差点)が一番危険です。
交通量が少ないため、交差点に進入する者が注意を怠ります。出会い頭事故が9割以上です。次は、脇道から入る交差点(歩道がありますが、信号がない交差点)で、これも、特に歩道の建物寄りを通行している自転車の車との出会い頭事故が多いです。車道通行している場合も、右側通行から脇道交差点に進入する場合が極めて危険です。車道での法にのっとった左側通行時の事故件数は極めて少なく、自動車に認識してもらえるように堂々と運転することが、事故原因で一番多い認知ミスをなくします。
都内の幹線道路の交差点は危険そうに思われるかもしれませんが、幹線道路交差点の事故発生地点の研究等から考えて、自動車とアイコンタクトをとるなど、周囲に注意をしながら車道に進入することが、幹線道路交差点で一番多い左折巻き込みを防止することにつながります。