1位はディレーラー(変速機)です。ガチャガチャ鳴ったり、取り付けの根本であるディレーラーハンガーが曲がっていたり、なんらかの不具合が起きている自転車によく出合います。「気にならなかったですか?」と聞くと、「確かに音は鳴っていたけど…」とおっしゃる方も少なくありません。
2位はネジの緩み。3位はブレーキシューです。雨が降ったら危険な状態にまで減っていることもあります。ディスクブレーキの場合、パッドがキャリパーに隠れて気づきにくいですよね。この3つは頻発するトラブルです。普段から洗車や整備をすることで早期発見できるので、ぜひ重点的にチェックしていただきたいポイントです。
1993年生まれ。2014年から2019年までイタリア籍自転車ロードレースチームNIPPOに所属し、専属メカニックとして海外経験を積む。専属メカニック時代は世界三大レースの1つ、ジロ・デ・イタリアにも参戦するなど世界各国で様々なレースに帯同。2020年より“自転車の洗車専門店”という肩書きを持ったラバッジョ(イタリア語で洗車場の意)を立ち上げるに至る。
この人の記事一覧へ稲城から高尾まで 都内サイクリングの定番コース“尾根幹”と+αのルート
2018/10/30
2017/08/29
ヒルクライムで好成績を出すのに、どんなトレーニングをしたらいいですか?
2018/02/23
2024/11/25
2024/11/22