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「前方に歩行者がいたのでベルを鳴らした」

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クイズで知る自転車の正しいルール<14>
「前方に歩行者がいたのでベルを鳴らした」

 自転車で道路を走る時に、守らなければならないルールが、道路交通法(道交法)です。しかし運転免許のない自転車では、ルールの知識を持たないまま乗車している人も少なくないようです。自転車に必要な道交法の基礎知識を、簡単なクイズで学んでみましょう。

問題

【自転車と歩行者】

自転車で歩道を通行中に、進行方向前方に歩行者がいたのでベルを鳴らした。正しい行為(〇)か間違った行為(×)か?

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答え:×

解説

 ベルなどの警音器は、見通しの悪いカーブや交差点などで「警笛鳴らせ」の標識が出ている場合に鳴らすもので、それ以外の場所でみだりに鳴らすことは禁じられています。

 危険を防止するためやむを得ない場合は鳴らすことができるとされていますが、自転車側がブレーキをかけて避けられる場合はこれにあたらないので、前方にいる歩行者を避けさせる目的でのベルは違反行為になります。

 また、歩道は歩行者優先です。今回のケースは二重の意味で間違った違反行為だと言えるでしょう。実際に、この場合どうすべきかですが、歩行者の脇を無理にすり抜けるのではなく、自転車から降りて押す、車道を走る、歩行者に声をかけて通してもらうなどの方法を取ることになります

文:米山一輝(よねやま・いっき)
スポーツサイクル歴25年の自転車乗りで元ロードレーサー。選手歴は15年ほどで、実業団レースや国際レースなど入賞多数。自転車に本格的に乗り始めたのは電気街通いの電車賃を節約するためという、どこかのマンガを先取りしたような動機でした。人気のない山中より街中を走る方が好き。脚質は平地番長。
本田聡
監修:本田聡(ほんだ・さとし)
2009年弁護士登録。会社関係法務、独占禁止法関係対応、税務対応を中心に取り扱う傍ら、2台のロードバイクを使い分けながら都内往復20kmの自転車通勤を日課とする。久留米大学附設高校卒・東京大学法学部卒・早稲田大学法務研究科卒。