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初めてのスポーツ用自転車 クロスバイクの選び方

 サイクリングは有酸素運動で健康に良いレクリエーションとして、世界的に人気のあるスポーツです。日本では日常の足として堅牢なシティサイクルが多く使われますが、スポーツとして楽しむのであれば、走りが軽快なスポーツ用自転車を使うのがおすすめ。サイクリング初心者が扱いやすいスポーツ用車種に「クロスバイク」があります。本記事ではクロスバイクの選び方や乗り方など、クロスバイク入門に役立つ情報を提供します。クロスバイクの魅力を知り、健康的で快適なライフスタイルを手に入れましょう。

記事の内容

クロスバイクの魅力とは

 自転車は、気軽にアクティブなライフスタイルを楽しめる便利な乗り物の一つです。自転車を単なる移動手段として捉えている人は多いですが、ここでは少し見方を変えて、「近所の散策ツール」と考えてみましょう。

 ぶらりと散歩してみると、風を感じたり、風景に目がいったりしませんか。移動手段と考えると、そうした余裕は生まれず、楽しむ感覚は薄れますが、見方を変えるだけで楽しむためのツール、手軽なリフレッシュツールに変わるのではないでしょうか。自転車も同じことが言えます。

(Getty Images)

 自転車を使って少し足を伸ばしてみると、徒歩圏内ではないものの意外と近くに、美しい景色や穴場のカフェ、グルメスポットなど、さまざまな発見ができるはずです。「リフレッシュするため」「おいしいものを食べに行くため」など自転車に乗る理由は人それぞれですが、こうしたことに楽しみを見出し、週末にサイクリングをする人たちは数多くいます。

 サイクリングに使う自転車は何でも構いませんが、軽快車(シティサイクル)よりも、断然スポーツ用自転車がおすすめです。スポーツ用自転車はシティサイクルよりも、速いスピードを楽に出すことができ、長距離走行にも適しています。その結果、目的地までの所要時間が減り、行動範囲がかなり広がります。

 中でも、サイクリングをこれから始める人におすすめの車種が「クロスバイク」です。クロスバイクはやや細身のタイヤに、横一文字のフラットバーハンドルを備えた、舗装路向けのスポーツ用自転車です。上体が起き気味の乗車姿勢はシティサイクルに近く、親しみやすいフラットハンドルも相まって、初心者にも乗りやすいのが特徴です。一方で走りはシティサイクルよりもずっと軽快で、変速の段数も多く、スポーツ走行の楽しさを十分に味わうことができます。

 価格帯もメーカー品のシティサイクルと比べて極端に高くはなく、標準的な仕様であれば10万円以下に収まる製品が多いです。このことからも、サイクリング初心者にはクロスバイクがまずおすすめです。

クロスバイクとロードバイクの違いとは

 スポーツ用自転車では、クロスバイクと並んで人気の車種として「ロードバイク」があります。ロードバイクとクロスバイクは、ともに舗装路を走るために設計されたスポーツ用自転車ですが、いくつかの違いがあります。

 ロードバイクは元々ロードレーサーとも呼ばれ、競技用として発展した車種で、速く・遠くまで走ることを突き詰めた設計になっています。ロードバイクは乗車姿勢が深く前傾していて、走行時の空気抵抗がクロスバイクより少なく抑えられています。速く走る以外の装備は極力そぎ落とされ、車重も一般的にクロスバイクより軽く、タイヤの幅も狭くなっています。このためロードバイクはクロスバイクより走行抵抗が少なく、同じ力でより速く走ることが可能です。

 一方でクロスバイクは気軽さ・馴染みやすさに重点を置いた車種です。ハンドルは横一文字のフラットバーで、ロードバイクが装備するドロップバーに比べて、初心者にも扱いやすい形状です。乗車姿勢もロードバイクに比べて直立しており、訓練を積んでいないライダーでも気軽に乗車することができます。ロードバイクの前傾が深い乗車姿勢は、ある程度身体的・技術的な訓練を積んでいないと、うまく乗りこなすのが難しいものでもあるのです。またタイヤもロードバイクに比べてやや太めなので、乗り心地が良く路面の凸凹や段差に気を遣う度合いは小さいです。

 以上のことから、初めてのスポーツ用自転車には、クロスバイクがより向いているといえるでしょう。価格においても、ロードバイクは性能を追い求めて高価になる傾向がありますが、クロスバイクはより手頃な価格帯のものが多く、手を付けやすくなっています。

 クロスバイクとロードバイク、どちらが魅力的に見えるかは、人それぞれかもしれません。最終的には、スポーツ用自転車の専門店を訪れて店員に相談するのがオススメです。その際には自分が普段どのような使い方をしているのか、先々、どのような使い方をしたいのかを伝えることで、適切なアドバイスがもらえるはずです。

近年のクロスバイクのトレンドは?

 洋服や季節もの商品などと同じように、自転車の世界においてもトレンドがあります。近年のクロスバイクの傾向ですが、まずはディスクブレーキ採用モデルが増えていることが挙げられるでしょう。元々マウンテンバイクでは標準的でしたが、昔と比べて性能が格段に良くなり、製品の価格もリーズナブルになったことがスポーツバイク全体に浸透してきている理由です。

最近クロスバイクに多く取り入れられているディスクブレーキ。車輪の中心に固定された金属の円盤(ブレーキローター)をレジンやメタル素材のブレーキパッドで挟んでバイクを止めます

 ディスクブレーキは、従来型のリムブレーキに比べてより強力なブレーキ力を発揮し、雨天や悪路などの悪条件下でも確実な制動力を発揮することができます。通勤・通学で雨の日も乗るのであれば、ディスクブレーキの安定した高性能は安全と安心をもたらしますし、荒天時は乗らないサイクリング用としても、性能の余裕は体力と安全面の余力につながります。

 ディスクブレーキは少ない力で高い制動力を発揮しますが、その分用いられるパーツの数が多くなります。また強力な制動力に耐えられるように車体が強固に作られるので、リムブレーキを使った車体よりも重量が増しています。こうした側面はありながらも、ディスクブレーキの機能面のメリットから、搭載モデルを選ぶ人は増加しています。クロスバイクを選ぶうえでのポイントとしてみてはいかがでしょうか。

クロスバイクのサイズ選び

 スポーツ用自転車の多くはフレームにサイズが存在します。シティサイクルの場合、1つのモデルで1サイズか2サイズしかなく、そのどちらかを選ぶようなイメージです。一方のクロスバイクは、安価なモデルこそシティサイクルと同じですが、車体の価格が上がれば上がるほどサイズ展開が増えます。

 サイズ選びはスポーツ用自転車においてとても重要です。なぜなら体に合わない車体に乗っていると、性能を十分に発揮できなかったり、ケガに繋がる恐れがあるからです。サイズ表記は各社異なり、S・M・Lや460・480・500といったものですが、数値が大きいほど車体(フレームサイズ)が大きいことを示しています。

 多くのメーカーでは、各サイズの身長に応じた適正身長が示されているので、それを参考にしましょう。またサイズ選びでは、手足の長さや体の柔軟性など、人それぞれで異なる要素が重要となります。体型や好みによっては違うサイズが合うこともありますので、試乗して確認することが大切です。

 これらのことからクロスバイクの購入は、スポーツ用自転車を扱う専門ショップを利用するのがおすすめです。必ず試乗をするか、その場で自転車をまたいでみて、店員のアドバイスに耳を傾けることで、自分にあった一台を納得して選べるはずです。

自転車本体以外に必要なアイテムは?

 クロスバイクでサイクリングをする際、いくつか装備・携行しておきたいアイテムがあります。必須アイテムや、あればサイクリングの幅を広げられる便利アイテムなどを紹介します。

(1)ベル、ライトなどの法定装備

 自転車はベル、前後ライトなどの装備が法律で規定されており、クロスバイクも例外ではありません。ベルは多くのクロスバイクが標準装備で販売されていますが、ライトは別売りのことがあるので、使い方に応じたライトを購入しましょう。リアライトはリフレクター(反射板)でもよいとされていますが、速度域が高く車道を走る機会の多くなるクロスバイクは、遠くからでもクルマに存在をアピールできる発光式のリアライトがおすすめです。

ベルやライトの装備は法律で装着が義務付けられています。必ず用意しましょう
(2)ヘルメット

 2023年4月より、自転車乗車中のヘルメット着用が努力義務となりました。罰則はありませんが、クロスバイクはシティサイクルよりも走行速度が速くなり、万が一の転倒時のケガのリスクも高くなることから、ヘルメットの着用は必須といえるでしょう。ヘルメットは自身の頭にフィットしたサイズを選び、あごひもなどを適切に調整して、正しく被ることが大事です。初心者は後頭部側にずらして、おでこが露出したかぶり方をしている人を見かけますが、これは転倒時に前頭部を守れません。フィッティングやかぶり方のアドバイスも含めて、ショップで実物を試しつつ選ぶことをおすすめします。

ヘルメットの着用は必須!フィットするサイズを店頭にて確認しましょう
(3)自転車保険

 アイテムとはちょっと異なりますが、自転車走行時の自転車保険加入を努力義務化する自治体が全国的に増えています。これは近年、自転車が加害者となる事故で、高額賠償命令が出る事例が増えていることが関係しています。常に気を付けて自転車を運転することはもちろんですが、万が一、百万が一の確率でも、痛ましい事故は起こってしまうことがあります。特に賠償責任保険については、なるべく補償額が高額のもの(無制限というものもあります)に加入しておきましょう。

(4)カギ・ロック

 通勤や通学はもちろん、サイクリングの際にも食事、買い物、トイレなどで、愛車から離れる時間はどうしてもでてきます。カギは常に用意しておいたほうがよいでしょう。車輪を固定するだけのカギの場合、軽量なクロスバイクは持ち上げて持ち去られてしまうことがあります。長めのワイヤー錠を用意し、単体で持ち上げられないように固定方法を工夫しましょう。軽くて細いものは持ち運びに便利ですが、ちょっとした道具さえあれば比較的簡単に壊せてしまいます。一方で頑丈なものはあまりコンパクトでなく、重量も重く価格も高いです。どのようなカギが適切かは、駐輪する場所や時間に応じて変わってくるので、使い方に合わせて選びましょう。

(5)アイウェア

 いわゆるスポーツサングラスと呼ばれるものです。走行中に走行中に風から目の乾燥を防ぎ、ゴミやホコリ、虫があたらないようにしてくれます。紫外線カット機能や、日光のまぶしさを抑えたり、走行時に道路の状況を見やすくする色が付いていたりと、目の保護と快適な視界の確保に役立ちます。度付きレンズを装備できる製品もあります。

眩しさだけでなく、ゴミや虫の侵入を防ぎます
(6)グローブ

 サイクリング用のグローブは冬物の防寒タイプ以外、指切りタイプが基本となっています。走行時の路面の衝撃を吸収したり、汗で手が滑るのを防止したりと、初心者には思っていた以上に快適さを生むアイテムです。万が一の転倒時に、手を保護することもできます。

ハンドルをしっかりと握るのをサポートするグローブ。怪我の防止にも役立ちます
(7)ドリンクボトル、ボトルケージ

 サイクリングは意外に汗をかくスポーツなので、運動中は小まめな水分補給を心がけたいものです。カバンに水筒を入れるのもありですが、スポーツ用自転車には専用の水筒(ドリンクボトル)を装着するためのホルダー(ボトルケージ)を取り付けることができます。サイクリング用のドリンクボトルは元々はロードレース用の機材で、走りながらでも水分補給ができるよう、キャップを回して開け閉めする必要のない特殊な飲み口になっています。

(8)パンク修理キット、携帯工具、サドルバッグ

 自転車にとって一番身近なメカトラブルは「タイヤのパンク」です。行動範囲が広がるクロスバイクは、もしものパンクが起きてしまった際に近くに修理ができる自転車店があるとは限りません。そのため、スポーツ用自転車ではパンクに関しては自ら修理(多くの場合予備チューブと交換)のスキルを身に着けておくことをおすすめします。逆にいうと、自分でパンク修理ができることはスポーツ用自転車のメリット。パンク修理道具一式(予備チューブ、タイヤレバー、携帯空気入れ)さえあれば行動範囲を自由に広げることができます。この他にネジ関連の調整をするための、コンパクトな携帯工具なども持っておくと役立つことがあります。サドル下に付ける「サドルバッグ」やフレームに取り付ける「フレームバッグ」など専用のバッグがありますので、それにまとめて入れておくとよいでしょう。

サドルバッグに 予備チューブや工具を入れておくと便利です
(9)スタンド

 シティサイクルには、自転車を自立して停めておくためのスタンドが標準装備されていますが、クロスバイクはオプション扱いになっていることが多いです。壁や柵、電信柱などに立てかけて駐輪するわけですが、街中で使うのであれば、スタンドを後付けした方が便利に使えるかもしれません。

(10)コンパクトなドロヨケ

 クロスバイクはシティサイクルのようなしっかりしたドロヨケが付いていない場合が多いです。その分見た目がシンプルで、重量も軽くなっているわけですが、雨の中を走ったり水たまりを通過したりすると、車輪がはね上げる泥や水しぶきで、衣服を汚してしまいやすいという難点があります。これを防ぐため、後付けで後輪からの泥はねを防いでくれるコンパクトなドロヨケ製品があります。

さっと取付できるシンプルなドロヨケも人気です

クロスバイクに乗るときの服装は?

 ジーパンにTシャツといった、ラフな格好で乗れるのがクロスバイクの魅力です。近所にちょっとした買い物に行くのであればその格好でも問題ありません。しかしサイクリングにでかけるときは違う格好のほうが快適です。サイクリングに限らずスポーツをする場合、その体の動かし方や運動の特性に合わせた服を着ることが大切です。

 サイクリングといえば近年、ロードバイク乗りが全身ぴちぴちの装いで乗っている姿を、よく見かけるのではないでしょうか? あの服装はサイクルウェア、サイクルジャージなどと呼ばれるもので、サイクリングをする上ではとても機能的な装いです。一方で全身ぴっちりのウェアは、体型が丸わかりになってしまうので、最初は抵抗感があるかもしれません。

手持ちの動きやすい服装でもOK! 汗が乾きやすい素材がおすすめです

 ですので、まずは手持ちの運動に適した服でいいでしょう。イメージとしてはランニングをするときという感じ。上半身は汗をかいてもすぐ乾く素材がベストです。綿素材は汗が乾きにくく濡れた状態がそのまま続くので、ポリエステルをはじめとした化学繊維素材のものを選ぶといいでしょう。

 下半身は伸縮性の高いストレッチ素材がおすすめです。自転車はペダルをこぐ動作で常に脚が動くからです。また、長ズボンの場合は、チェーンやギヤに巻き込まれないよう、裾幅が絞られているものが望ましいです。裾が絞られていないズボンを使う際は、ズボンバンドなどを使って、裾をまとめるようにしましょう。

 靴は靴底がポイントです。ペダルを漕いでいて靴底が滑ってしまうようなものは望ましくありません。あと、靴底全体がソフトなものより、ある程度芯のあるタイプの方が漕ぎやすいです。注意したいのは靴ひも。チェーンなどに絡んでしまうことがあるので、巻き込まれないようにまとめたり、結び目の中に入れるなどしておきましょう。

 慣れてきて長時間のサイクリングをするようになったら、サイクルウェアの利用も検討してみましょう。

クロスバイクのサドル高さの合わせ方

 自転車のサドルの高さを特に変えずに乗っているという人は、意外にいるのではないでしょうか? 実はクロスバイクには適切なポジション(乗車姿勢)というものがあります。クロスバイクは走行性能が優れた自転車ですが、その動力源となる乗り手のポジションが良くないと、その性能を十分に発揮できません。サドルの高さなど各所を調整することで、無駄な負担が少なく快適に走れるようになるのです。

 サドルの高さは、低すぎても高すぎても良くありません。低すぎると脚の伸縮がしっかりと行えず、力のロスが多いのと、膝への負担が大きくなってしまいます。逆に高すぎると、ペダルが一番下にあるときに膝の裏の剣が伸びきってしまい、余計な負荷がかかってしまいます。いずれも体の故障につながる場合があるので、ちょうどよい高さにすることが大切です。

乗車状態でペダルにかかとを乗せ、膝が伸びきった高さが適正と言われています

 適切なサドルの高さはサドルにまたがった状態で決めます。ペダルを一番低い位置にして、ペダルにかかとを乗せてみましょう。この状態で膝がちょうど伸びきっているくらいが、おおよそ適切なサドル高さと言われています。ペダルを実際に漕ぐときは、親指の付け根にあるふくらみ(母指球)がペダルの軸の中心に来るようにします。この状態でペダルを踏みきった際に、軽く膝が曲がるくらいならOKです。膝が伸びきるようであれば、わずかにサドルを下げて調整しましょう。

 ただしこの通りに調整すると、自転車にまたがった状態で足を地面につけると、ほぼつま先立ちになってしまうはずです。初めてクロスバイクに乗る人は、サドルの位置がとても高い印象を受けてしまうかもしれません。最初は少しサドルを低めにしても問題ありませんが、徐々にこうした高めの「適切なサドル高」に慣れていきましょう。

乗車姿勢やギヤの選び方

 クロスバイクに乗るときの姿勢は、サドルにまたがって背中をまっすぐに保ち、やや前傾姿勢になります。背中をそりすぎたり、丸めすぎたりしていると腰痛をはじめとした体のトラブルに繋がる可能性があります。

肘や手首、腕全体を使えるようにゆとりを持った姿勢をとりましょう

 腕は少し曲げられるくらいの余裕をもってハンドルにそのまま伸ばしましょう。腕に余計な力を入れないのもポイントです。腕を棒のように真っすぐと伸ばし、力んだ状態だと、路面の振動が体に伝わりやすくなるので、注意が必要です。肘や手首が柔らかく動かせるようリラックスして乗るようにしましょう。

 ペダルに乗せている足は、進行方向を向くようにしましょう。母指球(親指の付け根にあるふくらみ)をペダルの中心に合わせると、効率よく力を伝えることができます。ぺダルをこぐときは適切なギヤを選ぶことも大切です。重いギヤをこぐと速く走れている気分になりますが、実はあまり効率的ではありません。走行環境に合わせて、ペダルをクルクル回せるくらいのギヤに細かく変速しましょう。ペダル回転数は1分間に60(1秒間に1回転)以上をまずは目標にしてみましょう。

ペダルの軸に母指球を合わせると効率よくペダリングができます

 クロスバイクのサドルはシティサイクルよりも細身なので、最初はお尻が痛くなってしまうかもしれません。初心者はサドルにどっかりと座ってしまいがちですが、クロスバイクでは荷重をハンドル、サドル、ペダルの3カ所に分散するイメージです。ペダルへの荷重は推進力になりますから、うまくバランスを取ってなるべく体重はペダルに乗るように、またサドルへの荷重は減らすように(サドルからお尻がわずかに浮いているかのように)イメージすると、体重を活用した効率の良いこぎ方が徐々に身に付くでしょう。

文: 米山一輝(よねやま・いっき)

スポーツサイクル歴約30年の自転車乗りで元ロードレーサー。その昔はTOJやジャパンカップなどを走っていたことも。幅広いレベルに触れたクラブチームでの経験を生かし、自転車スポーツの楽しみ方やテクニックをメディアで紹介しています。ローラーより実走、ヒルクライムより平坦、山中より都市部を走るのが好きです。

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