TOP サイクリングコース 福島・会津磐梯山はサイクリストにとっても“宝の山” 1泊2日で行く欲張り輪行旅プラン

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福島・会津磐梯山はサイクリストにとっても“宝の山” 1泊2日で行く欲張り輪行旅プラン

 たまには遠出サイクリングしたいけれど、土日で行ける範囲で出かけたい。行くからには色々なコースをたっぷり走りたい。さらに温泉、グルメも!なんて、そんな欲張りな輪行プランが福島県の猪苗代で実現できるのはご存じだろうか?場所は磐梯熱海。猪苗代湖近くのエリアで、1泊すれば絶景ヒルクライムも湖畔のんびりサイクリングもどちらも楽しめる。さらにはグルメ、温泉、地酒などなど、サイクリスト目線で見た磐梯山周辺の“宝の山プラン”を紹介する。
サイクリングルートのピークから秋元湖と磐梯山を望む
オススメポイント(1日目) 四季折々の風景楽しめる磐梯山が魅力のヒルクライム
レベル ★★★(上級者向け)
距離 82.3km
獲得標高 1,295m
始発・終着地 始発・磐梯熱海駅 / 終着地・清稜山倶楽部
立ち寄りグルメ 郡山石筵ふれあい牧場(アイスクリーム、牛乳)、宝来堂製菓(笹だんご)
立ち寄りスポット 磐梯吾妻レークライン
オススメポイント(2日目) 平坦な猪苗代湖畔
レベル (初級者向け)
距離 60.3km
獲得標高 234m
始発・終着地 始発/ 終着地・猪苗代湖駅
立ち寄りグルメ 小さなパン屋さんkomugi(パン)
立ち寄りスポット 道の駅猪苗代

自転車旅のコツは荷物の取扱い

下り立ったのは福島県郡山市のJR磐梯熱海駅。郡山の「奥座敷」として栄えた温泉街で、山深い場所ながらいまも規模が大きいホテルや旅館が軒を連ねる。ずいぶんと遠いところへ来た気がするが、新幹線を利用すれば東京からはわずか2時間ほど。今回は始発に乗り、郡山から在来線に乗り継いで8時前に到着した。
磐梯熱海駅に到着
持ち物は自転車の他に、持ち物を極力抑えたバックパックスタイルをおすすめする。背負って自転車で移動するにも、手荷物として預ける際にも軽量で小ぶりな方が何かと便利だ。
郡山の“奥座敷”として栄えた温泉街
駅を出ると、観光客を出迎えるようにすぐに足湯がある
そしてもう1つ重要なのは、宿泊先の宿でチェックイン前の荷物預かりが可能かどうかを確認すること。今回利用する「清稜山倶楽部」は、猪苗代周辺で開催されるサイクリングイベント「サイクルエイドジャパン」(※2017年大会のサイトは現在準備中)の特別協賛も行っている、いわゆる“サイクリストウェルカム”なホテル。事前に自転車での来訪を伝えておけば、チェックイン前の手荷物の受け入れもスムーズに対応してくれ、さらに着替えが必要な場合も申し出れば空き部屋を案内してくれる。
ホテル「清稜山倶楽部」では、事前に連絡をしておけばチェックイン前の荷物預けも快く対応してくれる
午前9時、身軽になって初日のサイクリングに出発!

初日は「山岳チャレンジ」

今回走るサイクリングルートは前出したサイクリングイベント「サイクルエイドジャパン」の2017年大会のコース。大会では「山岳+猪苗代湖畔」と「湖畔のみ」の難易度が異なる2つのコースを設けており、今回走るルートは難易度が高い125kmのコース。といってもそれを1日で走る大会とは異なり、初日を「山岳チャレンジ」、2日目を「湖畔サイクリング」と分けて両コースをたっぷり堪能するというプランに分けた。
前方に安達太良山を眺めながら「母成グリーンライン」の一本道をゆく
ダイナミックな表情を見せてくれる福島の四季
爽快な田園風景と走りやすい広い道にテンションがあがる!
初日の「山岳チャレンジ」は82km。3つのピークを経由するルートで獲得標高は1100mとなる。1つめの峠は「母成(ぼなり)峠」。スタート直後から始まる15kmの坂を走り、約630m上る。 とはいえ、ここは自然あふれる福島。四季折々の風景が行く手を楽しませてくれる。取材当時は4月末。見事に見頃を迎えた桜が歓迎するように咲き誇っていた。季節が進むごとに新緑、紅葉とどんな表情を見せてくれるのか。いつ来てもまた違った魅力を堪能できそうなルートだ。
取材時の4月下旬は桜が満開
10kmほど進んだところで「郡山石筵ふれあい牧場」が現れる。スタートして間もないが、数少ない補給所の1つ。食べられるものがあるところでしっかり補給しよう。といいつつ、ここでは牧場搾りたての新鮮な原料のアイスクリーム等が食べられるので、ぜひ味わってみてほしい。入場料は300円(一般)かかるが、動物とも触れ合えてなかなか楽しい。自転車は場内に持ち込めないので、立ち寄る場合はカギを持参しよう。
走り始めて10kmほどだけど、峠に備えてしっかり補給
牧場搾りたての新鮮な原料のアイスクリームは、牧場ならではのおいしさ
冬の間、雪の重みに耐えていた木々が起き上がりつつある
牧場を過ぎると、熱海町石筵から中ノ沢温泉までを結ぶ「母成グリーンライン」がスタート。木々が生い茂り、ヘアピンカーブも出現。いよいよ雰囲気は“山らしさ”を増す。2kmほど進んだところで現れたのが、「八幡清水」と呼ばれる地下水の湧き出し口。地元の人もわざわざ水汲みに訪れる名水だという。夏も冬も水量は変わらないそうで、夏場などは体を冷やす休憩ポイントになりそうだ。
「八幡清水」と呼ばれる地下水の湧き出し口
道中の店が少ないため、貴重な給水所
母成峠まであと3km
標高があがると残雪もちらほら
母成グリーンラインの最高地点、母成峠。戊辰戦争時の「母成峠の戦い」の古戦場の碑などが設けられている
八幡清水から3kmほど上ったところで母成峠に到着。磐梯山、吾妻連峰のパノラマを望むことができる頂上の展望台には、戊辰戦争時代に会津藩と官軍の攻防が繰り広げられた「母成峠の戦い」の戦場碑などがあり、ここがかつて歴史の舞台だったことを感じることができる。
母成峠から望む雄大な安達太良連峰
峠から中ノ沢温泉までは一気に下る
母成グリーンラインは母成峠をピークに谷合の中ノ沢温泉まで一気に250mほど下る。磐梯山に向かって坂を下る格好になり、雄大な磐梯山が眼前に迫り来る迫力を体感することができる。 下り切ったところでちょうどランチタイム。中ノ沢温泉に飲食店はそれほど多くはないが、のぼりなどで「カツ丼」の文字が目に入ったら、ぜひここで味わってみてほしい。
このエリアで「カツ丼」といえば「ソースカツ丼」
実は馬刺しは福島の名物
峠を越えた空腹に最高のごほうび
カツ丼といっても、こちらのカツ丼はいわゆる卵でとじたカツ丼ではなく、トンカツとキャベツがごはんの上に乗った「ソースカツ丼」なるもの。甘辛いソースが味の決め手で、おなじみのトンカツとも一味違う、ご当地グルメだ。ボリューム満点のパワーランチだが、カロリー消費が激しいヒルクライムだからこそためらうことなくモリモリ食べて、エネルギーを充電しよう。
笹団子が有名な宝来堂製菓
そして中ノ沢温泉でおすすめしたいのが、宝来堂製菓の「笹だんご」。昔、会津地方では米が不作で食糧不足が深刻になったとき、笹に一斉に実がなり、その実を団子にすることで飢えをしのぐ事ができたという言い伝えがある。そのときになぞらえて生まれたといわれる笹だんご。6個1組みなので、仲間と分け合うとちょうど良い量。1つ食後のデザートに、あとは補給食として携帯するのも旅情をそそる。
みずみずしい笹で一つ一つ手巻きしている。6個1組みで670円(税込)
もちもちとした食感と苦味のないよもぎの味わい

雄大な自然を駆け抜ける「レークライン」

中ノ沢温泉を出たところで、再び上りが始まる。約200mを上ったところをピークに下り、ヒルクライムのハイライト、裏磐梯三湖が広がるエリアを走る「磐梯吾妻レークライン」を目指す。
ルート上のどこからでも山の景色が見える
レークラインは磐梯山の噴火で生まれた桧原湖、小野川湖、秋元湖の湖沼を眺めながら林の中を走るルート。途中にある「中津川渓谷」は、紅葉の時期には県内外からカメラマンが集まる裏磐梯随一の紅葉の名所ともいわれている。
磐梯吾妻レークラインが始まってすぐに現れる秋元湖
中津川に架かるアーチ橋「中津川橋」を渡る。50mの橋上から見下ろす中津川渓谷の紅葉は絶景だそう
3つめのピークを制覇した先には…
スタートからここまで約40kmで獲得標高1000m。最後のレークラインも7kmで240mアップと途中で心が折れそうになるヒルクライムだが、ピークに達したとき、これまでの疲れを吹っ飛ばすような絶景が目の前に広がる。磐梯山と秋元湖が織りなす大パノラマ。これぞ「山岳チャレンジ」のご褒美だ。
眼下に広がる秋元湖と、右奥に見える磐梯山。ここまでの疲れが吹っ飛ぶ絶景
磐梯山に向かって下山。道を挟んで左側に秋元湖、右側に小野川湖、さらにその奥に檜原湖が広がる
取材当日は長い冬が明けたばかりの山の風景だが、それでも上ってきてよかったと思える絶景。これからの新緑や紅葉の季節が早くも待ち遠しい。 ここからは一切の上り返しのないダウンヒル。ピークの余韻を味わいながら、磐梯山に向かって、秋元湖と小野川湖の間を風を切って駆け抜ける。途中、小野川湖を正面に眺める涼風峠では湖面を渡るさわやかさな風を感じる。
雪の壁に沿ってダウンヒル
裏磐梯三湖の中で最も小さい湖、小野川湖
小野川湖を過ぎたところで現れたのが「裏磐梯ビジターセンター」。裏磐梯の自然にまつわる情報を発信する拠点であり、様々な色の沼が点在することで知られる「五色沼」群を散策する探勝路の入り口でもある。赤沼、瑠璃沼、青沼などがあるが、散策する時間がなければアクセスしやすい毘沙門沼だけでも訪れると良いだろう。五色沼の中で最大で、晴天には太陽の光を受けてコバルトブルーの美しい色が見られる。周囲にはカフェなどもあり、休憩スポットにも良い。
五色沼自然探勝路の入り口にある裏磐梯ビジターセンター
ビジターセンターから最寄の弁天沼。湖越しに吾妻の山並みも望める
国道49号線を猪苗代湖沿いに走る
さらに猪苗代湖を目指して、国道459号線と115号線をひたすら下り続け、国道49号線に交わったところでダウンヒルは終了。その道を左折し、磐梯山を背にして猪苗代湖沿いを郡山方面に約20kmほど走ると、スタート地点の磐梯熱海温泉エリアに到着する。

疲れを癒す温泉とグルメ

本日の宿「清稜山倶楽部」に到着。同ホテルでは自転車の館内持ち込みが可能。室内とまではいかないが、事前に連絡をしておけばホテル内のカギ付きの空き室で安全に管理してもらえる。部屋は洋室(2人用、4人用)と、最大12人まで宿泊可能な24畳の和室があるので、少人数の宿泊からイベント時の団体宿泊でも対応可能だ。
本日の宿、清稜山倶楽部に到着
部屋は洋室と和室の2タイプある
自転車はフロントに依頼すれば、空いている部屋(カギ付)に駐輪できる
不治の病に苦しむ姫が磐梯熱海温泉で治癒し、元の美しさを取り戻したという「萩姫伝説」から、「美人をつくる湯」としても知られる磐梯熱海温泉。実際、アルカリ性単純温泉で美肌づくりに適しているといわれる泉質だ。
夕食は和洋中バラエティ豊かな創作料理が並ぶ
溶岩石で焼く福島牛。今日の疲労もこれで回復(写真は4人分)
ヒルクライムの疲労を温泉で癒したあとは、お待ちかねの夕食。和洋中バラエティ豊かな創作料理が並ぶなか、一際目を引くのが福島県産牛の溶岩石焼き。柔らかくジューシーな食べ応えと甘みのある脂が口の中に広がる。そこに福島の地酒を流し込めば完璧。日中の疲れが温泉の湯煙とともに消えてゆく。

2日目は湖畔で回復走

2日目の湖畔ライドは猪苗代駅からスタート。総距離60kmだがほぼ平地なので、前日からの回復走にも適している。朝8時半、ホテルから荷物を背負って自走し、帰りに利用する猪苗代駅のロッカーに不要な荷物を預けて出発する。
2日目の朝は荷物を背負って猪苗代駅まで自走
帰りの拠点となる猪苗代駅に不要な荷物を預ける。リュックを入れられる大型サイズのロッカーもある
猪苗代駅から湖畔へ2kmほど行ったところ、白鳥浜辺りに「猪苗代サイクリングロード」の出入り口がある。3.4kmとスポーツ用自転車にとっては短い距離だが、前方右に磐梯山を眺めつつ、木漏れ日のなかの湖畔サイクリングを楽しめるロケーションはなかなか爽快だ(ルートラボでは省略)。
猪苗代駅からすぐの白鳥浜から、湖畔沿いを走る3.6kmの猪苗代サイクリングロードが続いている
コースの途中にある猪苗代湖畔サイクルセンター。トイレもあり、ちょっとしたくつろぎスペースになっている
サイクリングロードが終わったところで越後街道(国道49号線)に復活。出たところすぐに、猪苗代を故郷とする野口英世の記念館や生家がある。時間に余裕があれば寄ってみても良いだろう。ちなみにルート上では補給できる場所がわずかしかないため、この界隈でおまんじゅうなどの補給食を購入しておくことをおすすめする。
湖というより、穏やかな海のような景色が広がる
後方からは安達太良山が見下ろす
湖の北岸が終わったところで、いったん湖畔を離れて県道376号線に入る。さきほどまでの風景とは異なり、田園地帯が一面に広がる風景。信号もなく、のどかで走りやすい国道294号線。初夏の青々とした田んぼ、黄金色に輝く秋の麦畑を想像しながらのんびりとペダルを回す。
田園地帯が広がる風景
サイクリストなら思わず反応してしまう「クロモリ」の文字

森と水に癒される湖岸道路

猪苗代駅から34km地点、湖の南岸から再び湖岸道路に戻る。「柵を超えたらすぐ湖」という近さで道が整備されており、自転車に乗りながらでも湖水の透明度を確認できる。
南岸から湖岸道路に復活
整備され、走りやすい湖岸道路
湖面との距離がぐっと近づくエリア
道も走りやすい上に車両も通らない。湖と森に包まれた静寂の中、湖面が揺れる音とホイールの回転音だけが響く。
少し小高い坂から、湖越しに対岸の磐梯山を望む
湖岸道路を10kmほど走ったところに現れる一軒のパン屋。まるでオアシス
スタートから3時間が経過したところでランチタイム。45km地点にちょうどよく現れたのが「小さなパン屋さん Komugi」。ほぼ店がない湖畔沿いにあっては、まさに“サイクルオアシス”というべき存在だ。
かわいらしい佇まいの小さなパン屋さん「Komugi」
パンのバリエーションは21種類
しかもパンは、100%北海道産小麦と白神山地のブナ原生林からとれる「白神こだま酵母」を使用。砂糖はきび砂糖を使用し、添加物ゼロというこだわりようで、地元の客足も途絶えない。 席はわずかだがイートインも可能ということで、湖に面したテラス席で休憩をかねてランチタイム。あつあつのピザと、温めなおしてくれたホクホクのパンを頬張り、残りのサイクリングに向けてエネルギー充電。ちなみに営業日は木曜~日曜日。売り切れ次第終了となるそうなので、サイクリングプランに組み込む際はご注意を。
「クルミチーズ」(写真左)と「クランベリーとクリームチーズ」をチョイス。カフェラテを添えて
オーダーしてから焼いてくれるピザ
テラス席でランチを楽しむこともできる

おみやげに便利「道の駅猪苗代」

パン屋でゆっくり休憩をとったところで13時を回ろうという時間。残り15km、一路猪苗代駅へと向かう。おみやげを購入する場合は、福島の名産品が一手に揃う「道の駅猪苗代」がおすすめ。駅に向かう途中の国道115号線沿いにあり、アクセスもしやすい。荷物になるのがいやだという人もご安心を。会津地方に伝わる玩具「起き上がり小法師」ならサイクルジャージのバックポケットにもコロンと納まるので、旅の思い出に1つ連れて帰ってはいかがだろう。
道の駅猪苗代
会津地方に伝わる玩具「起き上がり小法師」。荷物を敬遠しがちなサイクリストでもこのお土産なら大丈夫?
14時過ぎに猪苗代駅に到着。ロッカーから荷物をピックアップし、輪行支度を整えよう。JR磐越西線(郡山方面)は概ね1時間に1本の運行なので、あらかじめ時刻表をチェックし、電車の発着時刻を見越して到着しよう。この日の乗車予定は14時42分発の電車。これに乗れば、郡山駅で乗り換えて東京には16時48分に到着できる。
猪苗代駅に到着。荷物をピックアップし、輪行で一路東京へ
ヒルクライムも湖畔ライドもたっぷり堪能できる猪苗代の自転車旅。四季折々の景色が楽しめるこれからのシーズン、仲間を誘って出かけてみては?

■ゼビオグループホテル清稜山倶楽部

住所:福島県郡山市熱海町熱海5-18 TEL:024-984-2811 「清稜山倶楽部」ウェブサイト

■郡山石筵ふれあい牧場

住所:福島県郡山市熱海町石筵字萩岡2-2 TEL:024-984-1000 営業時間:9:30~16:30(2017年11月12日まで) 定休日:毎週火曜日(※7月19日~8月28日までは休まず営業) 施設利用料:一般(大人)300円、小・中学生150円 「郡山石筵ふれあい牧場」ウェブサイト

■宝来堂製菓

住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字蚕養字沼尻山甲2855-453 TEL:0242-64-3717 営業時間:8:30~17:00 定休日:毎週水曜日 「宝来堂製菓」ウェブサイト

■小さなパン屋さん「Komugi」

住所:郡山市湖南町浜路字中大沢941 TEL:070-2024-4526(10:00以降) 営業時間:木曜~日曜日(10:00~売り切れ次第終了) 定休日:月・火・水曜日 「Komugi」ウェブサイト
阿蘇内牧温泉 蘇山郷ホームページ・アクティビティ内