「業界を挙げてサイクリング文化のさらなる振興を」 令和8年自転車業界年賀交歓会が開催

2026/01/30    

 一般社団法人自転車協会は1月16日(金)、東京都内で「令和8年自転車業界年賀交歓会」を開催した。自転車メーカーや販売店、自転車活用推進に携わる国会議員、関連省庁、自転車関連メディアなど、業界関係者が一堂に会した。業界の現状や今後の展望について意見交換が行われ、自転車業界を盛り上げていくための団結を高める場となった。

金子国交相「国民の幸せのためにも非常に重要なこと」

 同協会の伊藤政博理事長は、「円安・物価高による厳しい経済環境が続いたが、2026年4月から導入される、いわゆる“青切符”制度(反則通告制度)によって、自転車の交通ルールや安全利用について注目が集まるなど、自転車への関心が高まった1年だった」と2025年を振り返った。

一般社団法人自転車協会・伊藤政博理事長

 さらに、「引き続き製品の安全性確保と自転車の利用促進という2つの大きな方針を掲げ、さまざまな事業活動に注力していく。一人でも多くの方にサイクリングを楽しんでいただくことで、日本におけるサイクリング文化のさらなる振興を目指す」と述べ、今年も業界全体を挙げて取り組んでいく意向を示した。

 超党派の議員で構成する「自転車活用推進議員連盟」の橋本聖子会長も道交法改正に言及し、自転車の安全・安心な利用に向けて、「ルールの普及をいかに進めていくかが非常に重要」と強調。「業界の皆様方としっかり連携強化を図りながら進めていきたい」と会場に集まった業界関係者らに呼びかけた。また、日本を代表するサイクリングルートとして国が認定する「ナショナルサイクルルート」についても触れ、議連として普及活動に注力する方針を示した。

自転車活用推進議員連盟・橋本聖子会長

 「自転車活用推進議員連盟」の幹事長であり、2025年10月に国土交通大臣に就任した金子恭之氏も臨席し、「(自転車の活用推進は)自転車業界発展のため、国民の幸せのためにも非常に重要なことであるので、皆さんとともに一生懸命頑張ってまいりたい」と決意を表明。「安全・快適な通行空間の整備や交通安全の確保に加え、高い安全性を備えた自転車の普及や点検・整備の促進などを図り、自転車の役割を拡大させ、地域の課題解決に寄与することで、さらなる活用推進を目指す」と力強く語った。

金子恭之・国土交通大臣

 また、2026年度に改訂を控えた「第三次自転車活用推進計画」や、2027年5月に愛媛県で開催される「Velo-city」(自転車国際会議)などの話題にも触れ、年賀交歓会にふさわしい熱意ある祝辞が続いた。

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