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ロードバイクに必要なパンク修理の道具

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ロードバイクの始め方<4>
ロードバイクに必要なパンク修理の道具

 ロードバイクを買う理由や目的はそれぞれですが、選ぶ車体やアイテムにはセオリーがあります。なぜそのアイテムを選んだ方が良いのか、ビギナーに知っておいてほしいポイントについて、ロードバイクインプレッションやアイテムレビューでおなじみの自転車専門媒体『La route』編集長・安井行生さんが解説します。

ロードに乗るならパンク修理のスキルは必須

 限りある人間の力で時速数十キロものスピードで走り続けることができるロードバイク。走行性能を追求するため、ホイールの外周部にあるタイヤは、クルマやオートバイに比べ細く軽くできています。

 タイヤが細く軽いということは、パンクしやすいということ。いくら気を付けていても、乗り方が上手くても、いつかは必ずパンクはします。それがたまたま自転車屋さんの目の前ならいいですが、走りにいった先で走れなくなったら…?それが山の中で、不運なことに夜だったら…?パンクしやすく、遊びのフィールドが広いロードバイクに乗るなら、自分でパンク修理ができるようになっておくべきです。

 必要なのは、パンク修理キット。現在のロードバイクのタイヤは、クリンチャーとチューブレスの2種類に大別できますが、どちらも必要なものは同じです。

・スペアのチューブ
・インフレーター(空気入れ)
・タイヤレバー

 スペアチューブは、あまりに軽いものだと携帯しているときになにかと擦れて穴が空いてしまう可能性があるので、分厚いものにすると安心です。この3つをサドルバッグやツールボトルに入れ、走るときは常に携帯しておくこと。同じ日に2回以上パンクすることも考えられるので、パンクしたチューブの穴をふさぐパッチも持っておくといいでしょう。

 修理の手順ですが、クリンチャーの場合は、①タイヤレバーを使ってタイヤを外し、②パンクしたチューブを抜き取り、③タイヤの内側にパンクの原因(ガラス片など)が残っていないか確認し、④新しいチューブを入れ、⑤タイヤをはめて空気を入れる。

 チューブがないチューブレスの場合は、①③④⑤の順になります。チューブレスレディの場合はタイヤの中にシーラントという空気を保持するための液体が入っているので、シーラントを拭き取る必要があります。

 出先でいきなりパンク修理に初チャレンジするのは大変なので、家で①~⑤の作業を実際にやって練習しておくことをお勧めします。タイヤの外し方やはめ方にはコツが必要なので、ショップのパンク修理講習会などに参加して学んでおくといいでしょう。

文: 安井行生(やすい・ゆきお)

自転車ウェブメディア『La route』のメインライター。大学在学中にメッセンジャーになり、都内で4年間の配送生活を送る。ひょんなことから自転車ライターへと転身し、現在は様々な媒体でニューモデルの試乗記事、自転車関連の技術解説、自転車に関するエッセイなどを執筆する。今まで稼いだ原稿料の大半をロードバイクにつぎ込んできた自転車大好き人間。

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