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クロスバイクでサイクリングを楽しむためのアイテム②

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初めてのクロスバイク<6>
クロスバイクでサイクリングを楽しむためのアイテム②

 楽しみ方に応じてアイテムを揃えていけば、よりクロスバイクの魅力を満喫できます。前回に引き続き、持っていると便利なアイテムを紹介します。

休憩するときの防犯対策を

 軽快車(シティサイクル)にはサドルの後ろなどに鍵がついていますが、クロスバイクには付いてきません。別途購入が必要です。

 サイクリング中にレストランで食事をしたり、コンビニエンスストアに買い物に立ち寄ったりするとき、自転車を無施錠のままにしておくのは、盗難される可能性が高くなります。鍵を購入して必ず施錠しましょう。

盗難防止のために鍵は必ず用意しておきたいアイテムです

 鍵はケーブルや鎖状のものなど、さまざまなタイプの製品があります。防犯性が高いものほど重く、大きなサイズになる傾向です。サイクリングで鍵を持ち運ぶ場合は、防犯性の高さと持ち運びやすさのバランスを考えて製品を選びましょう。1種類より2種類の鍵を組み合わせると盗難防止に効果的です。

駐輪や写真撮影に便利

 クロスバイクは余計なパーツがついていないので、追加で取り付けが必要なアイテムがいくつかあります。意外とスタンドは取り付けられていると思い込んで見落としがちなアイテムです。

スタンドがあれば自転車をどこでも止められます

 サイクリングでは、景色がいいところを目的地にするか、中継地に決めて走る機会が多くあります。走行中、景色のいい場所に自転車を立てかけたり、置いておくことのできる場所があるとは限りません。そんなときにスタンドが活躍します。スタンドがあれば自転車は自立するので、風景と自転車を入れた構図で写真撮影も手軽に行えます。

コンパクトな泥よけ

 クロスバイクの泥よけは軽快車(シティサイクル)のような車輪全体を覆うフルフェンダータイプもありますが、重量が増したり、シンプルな見た目が損なわれます。一方で泥よけを取り付けていないと、車輪が巻き上げる水しぶきや泥はねで洋服が汚れてしまいます。

コンパクトな泥よけがあると急な雨対策に便利です

 そんな2つの悩みを解決するのが簡易的な泥よけで、ある程度水や泥はねを抑えてくれます。なかにはクリアファイルの様に薄く、非常にコンパクトな製品もあります。突然の雨に降られたときの対策として、リュックの隙間に入れておきましょう。

移動範囲がさらに広がる輪行袋

 スポーツバイクを収納する専用の袋、輪行袋を使えば電車に自転車を持ち込むことも可能です。輪行袋には前輪を外すか両輪を外すタイプがありますが、電車に持ち込む場合は、両輪を外すタイプが必要になります。

取材協力:ホダカ株式会社、コーダーブルームショップ 東越谷店