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最新e-MTBを横浜の本格フィールドで体験 「e-MTB WORLD+」をレポート

 最新の電動アシストマウンテンバイク(e-MTB)を中心とするオフロードバイクが体験試乗できる、オフロードバイクイベント「e-MTB WORLD 2023+」(一般社団法人自転車協会が特別協賛)が11月の18日19日の2日間にわたり、「トレイルアドベンチャー・よこはま」(横浜市旭区)のMTBコースで開催された。会場にはMTB愛好家や自転車を始めたお子様連れファミリー、スポーツ用自転車の経験がない人まで幅広く集まり、メーカー各社のオフロードバイクを乗り比べたり、オフロードバイクの醍醐味が体験できるトレイルツアーなどに参加し、紅葉が進むフィールドを存分に楽しんだ。

本格フィールドで最新のe-MTB等を体験した

 「e-BIKE」がより一般的な存在となっているなか、様々なシーンに合わせたモデルが展開されており、特にオフロードのフィールドに特化したe-MTBを中心とするオフロードバイクを手軽に体験できる機会を作ろうと企画された「e-MTB WORLD」。4回目の開催となった今回は、BESVジャパン、メリダジャパン(ミヤタサイクル)、ホダカ、ヤマハ発動機の4社が出展。参加者が本格的なフィールドで体験できるよう、豊富に試乗車が取り揃えられた。

様々な車種の体験が可能

 会場のトレイルアドベンチャー・よこはまは、東京都心から車で約1時間と好立地の総合オフロードフィールド。初心者向けから上級者向けまで、グリーン、ブルー、レッドの順で3種類のレベル別のルートが敷かれており、経験値や車種に合わせて選択することができる。今回のイベントでは、ブルーコースとレッドコースを繋げた走りごたえのあるロングコースを特別に用意。また、オンロードを試すことができる約800mのコースも設けられ、近年トレンドのグラベルロードも存分に堪能できる機会となった。

初級者から上級者まで、さまざまなレベルや車種に対応するトレイルアドベンチャー・よこはまのコースラインナップ
木々の間を駆け抜けるトレイルコース
パンプトラックも用意

 試乗会だけではなく、多くの体験型コンテンツも用意された。キッズ向けのMTBスクールや初心者向けの「MTB乗り方教室」、ガイドによる有料(1500円)のe-MTBツアーなどの体験イベントが好評を博した。

インストラクターを迎えたコンテンツが人気を博した

 キッズスクールでは、子供たちはまずインストラクターからMTBに乗るために必要なバイクコントロールについてレッスンを受けた後、初級者向けのトレイルの実走を行った。ブレーキングや乗車姿勢といった基礎的な乗り方を学び、さらに応用的な技術を楽しみながら体得できるとあって、常に子供たちの笑顔が絶えなかった。

キッズ向けのレッスンが開かれた

 最初は真っ直ぐ走れなかった子供たちも、トレイルに挑戦するときはバイクコントロールをマスターして楽しそうに駆け巡っていた。最後に、コーチから参加者一人一人に「キッズマウンテンバイクスクール修了証」が手渡され、イベントを締めくくった。