横浜赤レンガ倉庫（横浜市・中区）のイベント会場で6月21日（土）・22日（日）の両日、「横浜で『手軽に』『気軽に』自転車の世界と触れ合う」をテーマに、自転車協会が特別協賛するイベント「ヨコハマ サイクルスタイル 2025」が開催された。さまざまなジャンルの自転車試乗会や、自転車関連グッズの展示・販売、e-Bike（電動アシスト自転車）を使ったサイクリングツアー、デジタル謎解きスタンプラリー、お子様向けの補助輪外し教室など、幅広いプログラムを実施した。
最新バイクが勢ぞろい
同イベントは様々な人が気軽に自転車に触れられる機会の提供を目的としたもので、一部を除き、参加料や試乗はすべて無料。
今回から「BIKE to YOKOHAMA2025デジタル謎解きスタンプラリー」が初開催された。自宅からスタートし、謎を解きながらスタンプを集め、ゴールのヨコハマサイクルスタイル2025特設会場を目指す。また、初の試みとして、「CITY TEST RIDE in みなとみらい」が開催され、参加者はガイドとともに横浜の街で試乗車の性能を試した。
ロードバイク、マウンテンバイク（MTB）、e-Bike、小径車などさまざまな車種の最新自転車が試乗でき、気になる自転車についてブーススタッフに詳しく聞いている場面も見られた。
また、試乗コースではハイエンドモデルのロードバイクだけでなく、小径車やe-Bikeの試乗が人気を博した。サイクリストだけでなく、お子様や家族連れの方など、幅広い世代が手軽に自転車に触れていた。
ブース出展の中には、2025年5月から登場したBAAアドバイザーのイメージキャラクターである「BAAニャドバイザー」や安全・安心な自転車を購入する際の目印である「BAAマーク」の認知拡大を図る自転車協会のブースも設けられた。来場者はBAAマークについて知るとともにオリジナルグッズが当たるガチャを楽しんだ。
自転車関連の商品が集まるサイクルマーケット「BIKE JAM」では、多数の自転車アパレルメーカーやショップによる商品の展示や販売などが行われ、サイクルウェアを吟味する姿が見られた。また自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたこともあり、普段使いしやすいオシャレなデザインのヘルメットは注目を集めた。
「BIKEandCAMP」エリアでは、バイクキャンプにおすすめなアイテムが勢ぞろいし、荷物の運搬に必要なバックや、自転車での持ち運びにも適したコンパクトなキャンプアイテムなどが展示。自転車をアウトドアアクティビティへと進化させる提案が来場者の目を引いていた。
他にも、ガイドと一緒に場外の道路を走行する「ヨコハマeｰBike TOUR」を今年も実施。各メーカーのe-Bikeを利用し、横浜市内を10kmほどサイクリングする有料のガイドツアーが行われた。
トライシクルバイクショーの圧巻パフォーマンス
会場内の特設ステージでは、ブース出展の紹介やバイクキャンプの楽しみ方やヘルメット安全教室などが行われた。バイクキャンプ時におすすめアイテムの紹介では、コンパクトに持ち運びができるものを中心に紹介された。
また、バイクパフォーマンスユニットによる圧巻のパフォーマンスが観客の目を釘付けにした。
そのほか、実践的なプログラムとして、補助輪外しを応援する「あさひのキッズスクール」や、キックバイクを使った未就学児向け教室「楽しく学べるデンマーク式自転車教室」、自転車を楽しく安全に走るための基礎知識を身に着ける「スポーツバイク教室」など、子供向けのイベントも多く開催された。
