2022.10.8
地方自治体と自転車協会、そしてSBAA PLUS認定者の店舗スタッフが一般ユーザーへサイクリングの推進を図るイベント「サイクリングキャラバン」が10月7日、宮城県角田市で開催された。会場には白石市、角田市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町の各首長らが来場。サイクリングには行政関係者も参加し、各地域の交流を深めつつ、阿武隈川沿いのサイクリングロードを快走した。(Photo & Text by Shusaku MATSUO)
サイクリングキャラバンを主催する自転車協会は、自転車の安全、活用推進を日々行っている。「自転車安全基準」に基づく型式検査に適合した自転車に付与されるBAAや、SBAA PLUSもその取り組みの一つ。BAAをはじめ、サイクリングの楽しさや文化をより広めるべく企画されたライドイベントがサイクリングキャラバンだ。
行政関係者らにサイクリングの文化を体験、理解してもらう機会として、さらに波及効果を高める狙いがある。ロードバイクといった競技性の高い車種だけではなく、クロスバイクでの参加もOKだ。動きやすいスポーツウェアを推奨し、スポーツサイクルの敷居を下げて、自転車ユーザー全体の興味を拡大するための施策である。
今回、第一回目のサイクリングキャラバンの舞台となった宮城県仙南地域は、蔵王連峰のふもとに広がるエリア。雄大な景色に加えて、阿武隈川や白石川などサイクリングロードが整備された地盤である。大河原町では、マウンテンバイク(MTB)のプロ選手である井手川直樹さんが手がけたMTBパーク「OGAWARA MTB S-PARK(スパーク)」が今年4月にオープン。現在までに着実に利用者を伸ばし、地域に根付き始めているという。
7日に行われたサイクリングは、雨が降りしきる厳しいコンディションとなったが、距離を一部短縮して実施。気温は11℃という寒さであったが、防寒具や雨具に身を包んだ参加者らは熱意に溢れており、13時30分に笑顔で「道の駅かくだ」を出発した。
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