東京の豊洲・有明エリアで10月5日（土）、6日（日）の2日間、自転車の魅力を発信するイベント「東京ベイ バイシクル」が開催される。ファミリー向けの「Daily Use会場」（豊洲会場）、スポーツ愛好者向けの「Sports Use会場」（有明会場）の2会場同時開催で、最新モデルの展示や試乗、ワークショップ、サイクリングツアー、関連用品の販売など、多面的に自転車の魅力を体験できる。

　イベント会場は「広がる自転車のある生活」をテーマにした『Daily Use会場』が、豊洲公園花木とモニュメント広場に、「アクティブに自転車を楽しむ」をテーマにした『Sports Use会場』が、有明ガーデン スポーツエンターテイメント広場に、それぞれ設けられる。会場間の道のりは約2.2kmと、自転車で2つ両方の会場を巡ることも可能だ。

　「Daily Use会場」では、主にファミリーをターゲットとしたブースが出展。シティサイクル、電動アシスト自転車、子乗せ自転車、通勤・通学用自転車、キッズバイクなど、ファミリー向け自転車の試乗車を多数用意予定。会場内には一般試乗コースのほか、キッズ専用試乗コースも設けられる。また、シティユース向けの自転車グッズやアパレルの展示や、販売も行われる予定。

　会場内のステージでは、各種ワークショップを開催。ヘルメットの正しいかぶり方教室や、子乗せ自転車の選び方や使い方の解説、便利で快適な電動アシスト自転車の紹介、中高生向けの通学指導セミナー、クイズ形式の自転車マナー教室が予定されている。

　またキッズバイク教室エリアも開設。自転車の楽しさを知る最初の一歩として、補助輪を外した自転車にチャレンジする「キックバイクを使ったペダル自転車教室」、都市部で安全に自転車に乗るためのルールやテクニックを学ぶ「安全に乗るためのKIDSバイク教室」が行われる。キッズ教室は事前申し込み（先着順）となる。

　「Sports Use会場」では、スポーツ用自転車のスペックが体感できる試乗コースを用意。出展ブースにはロードバイク、MTB、グラベルバイク、電動スポーツバイク、ミニベロスポーツバイク、ランドナーなど、幅広い車種が集結。スポーツバイクに乗るのが初めてという人向けに、試乗前に基本操作を学ぶ乗り方練習スクールも実施する。各出展ブースでの関連用品販売のほか、アパレル物販エリアや、補給食の試食および販売を行うエリアも用意される予定。

　他にもステージでのワークショップを開催。洗車テクニック講習、ロードバイク適正サイズ講習、大人のヘルメット教室、サドルの選び方、自転車のトラブル対策、グッズ紹介といった、安全に自転車に乗るため必要なさまざまな知識が得られるステージが予定されている。

　またスポーツバイク教室は「大人のスポーツバイク教室」と題し、ロードバイクやMTBに初めて乗る人や、正しい乗り方を教えてもらったことがないサイクリストなどに向け、「初級」「中級」にターゲットを分けて、乗り方やテクニックを学ぶことができる。このほかキッズ向け自転車教室も実施する。

　このほか、各会場を起点としたツアーイベントも予定。「Daily Use会場」では最新電動アシスト自転車の走りをレンタルしての、湾岸地域を巡るサイクリングツアーが計画。「Sports Use会場」でも各メーカーの最新モデルのスポーツ用自転車を使った2時間程度のサイクリングツアーが計画されている。最新自転車の性能や魅力、サイクリングの楽しさを一度に体験できる欲張りツアーだ。

　さらに、自由なスタート場所から有明会場を目指す、「TOKYO BAY RIDE チャリティーオリエンテーリング」も開催。参加者は事前に送られたTシャツを着て自宅などから出発。指定のチェックポイントを写真で収めてから有明ガーデンにゴールする。条件をクリアしてゴールすると、参加賞の賞品がもらえる。事前申し込み制で、参加費の一部はチャリティーとして寄付される。