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サイクリングの極意<10>
持っていくべき定番アイテム&意外だけどあると便利なアイテム

 サイクリングに出かけるとき、みなさんはどんなアイテムを携行しますか? 財布、スマホ(携帯電話)、カギ…あたりは当然として、ライト、ボトル…もサッと思い浮かびますが、それ以外ではいかがでしょうか。

 「それだけあれば十分じゃないの?」という気がしないでもないですが、実は持っておくべきアイテム、持っておくと喜ばしいアイテム、必須じゃないけどあると助かるアイテム…などまだまだあるのです。

 まあ、サイクリング時はなるべく荷物は少ないに越したことはないので、そこはバランスではあるのですが、こんなモノも持っておくと便利ですよってアイテムを…

 ●持っておくべき必須アイテム(must)

 ●持っておくと喜ばしいアイテム(better)

 ●必須じゃないけどあると助かる(nice to have)

 の3段階でご紹介します。

【Must】トラブル対応のための道具

<予備チューブ>

 パンクはいつ何時起きるかわかりません。タイヤやチューブが新品だから大丈夫ってことはなく、起きるときは起きるものです。それも突然に。

 筆者は乗るたびに必ず空気圧を入れ直すことを習慣化していまして、そのおかげもあってかここ4年はパンクと無縁ではありますが、これはなんの保証にもなりません。よって、予備チューブは必須。というか、予備チューブを持たずに走ることなどありえなくらいマストなアイテムです。

 1本あればまあ大丈夫ではあるのですが、できれば2本持っておきたいところ。不思議なもので、パンクというものは1回起きると、立て続けに発生してしまうものだったりします。

<タイヤレバー>

 これも予備チューブとセットで持っておくべきです。予備チューブだけあっても、このレバーがないとタイヤの脱着がままなりません。ふつうは「3本セット」で売っています。

<小型の空気入れ>

 パンク時に予備チューブと交換したとして、最終的には空気を入れなければなりません。小型の空気入れもセットで考えるべき。ミニサイズゆえ、規定の空気圧まで入れるのがむちゃくちゃ大変(物によってはポンピング300回とか)なので、CO2ボンベで代用するのもありでしょう。最近では、電動タイプの空気入れもあったりして、選択肢は増えています。

電動タイプもありますが、重いのが玉に瑕
<マルチツール>

 ドライバーやアーレンキー(6角レンチ)などがひとつになった、十得ナイフのようなモノですね。出先でネジが緩んだ時とか、増し締めしたいときにあると便利。ただ、物自体が小型なので、大きな力で締めるのはちょっと厳しいです。出先で緊急用に使うもの…という認識でおきましょう。

<IDカード>

 IDカードとは、身分証明書とはちょっと違いまして、血液型とか、配偶者(独身なら実家とか)の連絡先を記載したカードです。

 物騒な話ですが、仮に事故で気を失ってしまった場合、あなたがどこの誰か、医療関係者は判別がつきません。そのせいで家族への連絡が遅れてしまったりしてはトラブルが拗れますので、そうならないためのモノです。財布に常時入れておくようにしましょう。

【Better】あると快適な便利グッズ

<外付けバッテリー>

 スマホを使っている方ならだいたいお持ちかと思いますが、長時間や長距離であればサイクリングにも持っていきましょう。地図アプリを頻繁に見たり、景色を撮影しまくったりしていると、スマホのバッテリーはまず1日持ちません。

 あと、ライトの充電もできたりしますので、二重で便利。筆者は1泊旅行だったら充電器は持たず、外付けバッテリーだけで全く問題ありません。空→フル充電が2回できるくらいの容量がおすすめです。

<ウェットティッシュ(ハンカチ)>

 手を洗いたいけど水がない状況…たとえば、落ちてしまったチェーンを戻そうとして指が真っ黒になる…で便利です。まあ、そんなことを書いておきながら、筆者はその辺に落ちている葉っぱで指を拭いてしまうガサツな性格ゆえ、ウェットティッシュは持たない派なのですが。

<軍手>

 輪行やパンク修理などの際に手を汚したくない方は、軍手を持っておくのもありでしょう。ただ、軍手はかさばりますので、大きめのサドルバッグが必要になります。筆者はそれが嫌なので、軍手は持ちません。

【Nice to have】

<アイウェアの交換用レンズ>

 アイウェアは物によっては直射日光の眩しさから目を保護するためにグレーとか、濃い色がつけられているものです。日中は丁度良くても、夜間はその濃さが災いとなって視界がますます暗くなってしまう場合があります。晴天用のレンズはかなり濃い着色がされていますので、そういった場合は透明に近い替えのレンズも持っておくといいでしょう。

 ただ、レンズは割れやすいものですので、そのまま裸で持つことはできません。ハードシェルのカバーに入れるか、もしくは夜間走行をすることがわかっているのなら、あらかじめ透明レンズで出かけてしまうのもアリです。

<(ワイヤレス)イヤホン>

 完全に個人の趣味の話なのですが、電車輪行の際にワイヤレスイヤホンがあると道中退屈しません。音楽を聴くもよし、ダウンロードしておいた映画やドラマを視聴するもよし。大した荷物ではないので、遠出するときは持っておくとよいですよ。ブルートゥースのワイヤレスタイプでも、5000円前後で購入できます。

<目薬>

 人によっては目が乾きやすい方もいらっしゃるでしょう。アイウェアをして入れば乾燥はしにくいですが、持っておくと安心ではあります。

<ビニール袋>

 コンビニなどでもらう小さいもので十分です。1枚持っておくと、いざ雨に降られたときに財布とスマホを守ることができます。サドルバッグに押し込んでおけばよいでしょう。

 ここに紹介したアイテムはどれも「かさ張らない&重くない」モノばかりですので、全部携行したとしても、さほど苦にはならないでしょう。全部はムリという方は、せめてパンク修理系の【Must】アイテムは必ず持ってください。寒い季節の屋外でのパンク修理は、本気で凍え死にそうになること請け合いですので…。

写真・文/中山順司

中山順司
中山 順司(なかやま・じゅんじ)
ロードバイクをこよなく愛するオッサンブロガー。ブログ「サイクルガジェット」を運営。“徹底的&圧倒的なユーザー目線で情熱的に情報発信する”ことがモットー。ローディの方はもちろん、これからロードバイクを始めようかとお考えの方が、「こんなコンテンツを読みたかった!」とヒザを打って喜ぶ記事をつくります。