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子供と自転車に乗ろう!

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親子でサイクリングを楽しもう <1>
子供と自転車に乗ろう!

 サイクリストの皆さん、自転車に乗っていますか? 青春時代や気ままな独身時代にサイクルスポーツに打ち込んだけれど、結婚したり、子供が生まれたりすると、なかなか昔のように自由に自転車に乗りまくる、という訳にはいかないものですね。

 でも、子供が生まれたのであれば、サイクリストな親として一つの野望が生まれてきます。

 「子供も自転車乗りに育てたい!」

 最終的には子供自身の意思を尊重するのはもちろんですが、嫌がられない限りは、子供にも自転車好きになってほしいというのは、当然ともいえる欲求ではないでしょうか。一緒にサイクリングに出かけたい、教えるなら早い方がいい、ということで幼児期の自転車英才教育(?)について書いていくのが本コラムです。

 さて、単に子供と自転車に乗りたい、というだけでは、若干動機としては弱いかもしれません。家族を説得するために、子供と一緒に自転車に乗るメリットというものを、まず紹介したいと思います。

子供と一緒に自転車に乗るメリット

1、「スポーツ」で体を鍛えられる
2、「旅」という非日常が体験できる
3、親子のコミュニケーションを深められる
4、道路の走り方を教えられる

1、「スポーツ」で体を鍛えられる

 子供の体の健全な発達のためには適度な運動を行うことが望ましく、そのためにスポーツは最適な選択肢の一つであることは間違いないでしょう。自転車に乗ることは、基礎体力やバランスの発達に役立ちそうです。水泳や球技、ダンスなど、幼少期から習えるスポーツはいろいろありますが、サイクリングはまた違った面での刺激が得られるでしょう。

2、「旅」という非日常が体験できる

 自転車は多くの場合、子供が最初に自分で運転することになる、本格的な乗り物です。歩いたり走ったり以上のスピードで風を切り、普通ならたどり着けない場所まで簡単に移動でき、自らアクセスできる世界を一気に広げられます。日常を飛び出して普段は目にすることのない景色を見ながら、目的地を目指してペダルをこいで進む体験は、短いながらも「旅」そのものと言えるでしょう。

3、親子のコミュニケーションを深められる

 親子で仲良く過ごせる時間は意外に限られているといいます。可愛い盛りから10年もすれば、思春期・反抗期に突入して口汚く罵られることも覚悟しなければなりません(罵ってくれさえしないかも…)。楽しめる今だからこそ、親子の時間を濃密に過ごしましょう。サイクリングは冒険旅行。冒険を通じて親子の絆はより深くなるはずです(なってほしい!)。

4、道路の走り方を教えられる

 最後に重要なポイントです。子供が小学生になれば、自分一人で出かける機会を持つようになり、自転車を交通手段に使うようにもなっていきます。その際に正しく自転車を操り、交通ルールとマナーを守って走れるようにしておくことは、親としての責務ではないでしょうか。現状残念ながら、世間一般で見られる自転車の走りは悪い見本があふれており、公教育もまだ十分な質と量が確保できているとは言えません。親子で一緒にまとまった距離を走ることで、自転車を操るスキルや、道路の走り方に関して、細かくチェックしてアドバイスをすることができます。

 次回からは安全装備や自転車の乗り方の教え方、サイクリングの実際など、順を追って書いていきたいと思います。

文・写真/米山一輝